2013年07月17日

あめあめあめ しきりにふるあめ

不鮮明なエッジ
梅雨空の下
とっさに伸ばされた腕が
何かにぶつかっては音を立て
夥しい波紋を残しては消え
かき消えては現れる痕跡

山が川が町が誰かが
小さく吐き出した息のひとつひとつ
打ちつけるものと
打たれるものとが立ち上げる
湿った気配
世界は白く煙っている
早すぎる循環に戸惑って
彷徨っている

近すぎては見えないけれど
そこらじゅうにそれはあって
そこに僕達はいて
遠く離れるほど霞む輪郭をなぞっては

それを

くぐり抜けて行くよりなかった
しきりにふるあめのなかを
あめあめあめ


posted by かな at 21:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 自由詩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
copyright(c)かな all rights reserved

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。