2011年09月19日

贅沢な病


あーお腹すいたなんか食べたい

なにがそんなに食べたいの

食べることに興味がないというHさんが
嫌な顔をして私に聞いた
なにがっておいしいもの、と
私はひどく曖昧に答えた
Hさんが悲しいと思いながら
大袈裟にはしゃいで答えた

私は三食しっかり食べる。
彼女は仕方なし僅かに二食を。
私は毎日なにを食べようか考えているが
彼女はルール通りのものだけを口にする。

夕方のスーパーをウロウロ
あれを、とか
これが、とか
どうしてもは思い浮かばない。
お腹はちゃんと空く
なんか食べたい
何が食べたいのかは、わからない。

食べ切れなかった
使いきる前にダメにした
賞味期限を越してしまった
野菜を、パンを、肉を、あれこれを、
燃えるゴミの日に出す私の
どうしてお腹は空くんだろうか
本当に空いているんだろうか

私も、彼女も
少しずつ間違っている気がしながら
どちらが罪かと尋ねられたら
とても答えられない

posted by かな at 00:59 | Comment(1) | TrackBack(0) | 自由詩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
酌み交わす 互いの手には 酒と水
Posted by Rai at 2011年09月21日 20:45
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/226579013
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
copyright(c)かな all rights reserved

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。