2010年12月26日

みんなおなじ


過去に興味はないわ。
過ぎてしまったことに
それ以上の何があるっていうの。

今日より明日
何のために生きるの何を成すべきなの何がしたいの
そうして不安定な天辺で
移ろい行く雲ばかり見ている

通り過ぎざま
馬鹿だねぇ、と呟く人々
取り縋って理由を尋ねれば
今に拘る必要だってなかろうに、と
ある人は答えるだろう
きっとまばたきひとつせずに

積み上がったガラクタは
どれもいつかの本当だったわたし
硬く冷たく無造作に積まれた時
天と地とが入れ替わり
入れ替わっては、また積み上がる

その天辺に今日も
わたしは立っている
閉じたはずの夜に
朝を連れて来た、ひとがいて
目を開けてごらん、と言った
見失った天地を
ふたたび与えた、ひとがいて
立ってごらん、と言った

拘っているんじゃない
今を生きている
背伸びしたり恐れたり
はしゃいだりも戸惑ったりもしながら
本当って何か確かめている
そうしていなければ
くるくる回るセカイが
わたしを置き去りにして
行ってしまうのではないかと

それが拘ってるってこと
と、気付いたところ
そうかしら
そうなのかしら
ただ今を生きているつもり
あのまばたきもしない人が説くように
ただ今を生きている
わたしも

posted by かな at 21:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 自由詩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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