2010年07月15日

いのちの授業

先日、祖父を見送りました。

最後のひと月あまり。
出来るだけ病院に通って
顔を見て、声をかけて。
それしか私に出来ることはありませんでした。

何年か施設で暮らしていた祖父は
それでも、この入院までは比較的元気で
その元気も、精一杯の頑張りのためだったと
今はわかるのですが
まだまだ元気と思っていました。
年末年始やゴールデンウィーク、お盆休みなど
まとまったお休みのときは
実家に帰ってみんなで過ごしました。
それ以外に、わたし自身が
施設を訪ねたのは年に何回あっただろう。
そんなに多くなかった。
毎月でも、月に何回でも
行けるだけ行けば良かった。
後悔はいつも先に立ちません。
今年のお盆も
みんなで過ごせると思っていました。

祖父を見送って
より、毎日を真剣に生きなければいけない、と思います。
と同時に
真剣に生きることと
何をすべきかということを
もっと深く考えなければいけない、と思います。
輪廻転生があるのか、ないのか
そんなことわからないけど
今のこの、いのちはひとつきりだから。
いつも
死んでもいいと思える毎日でありたい。
それぐらい込めて生きられたら、と思います。
そんな風に生きられたら
後悔なんてなくなるのかな。

祖父は、若い頃にパチンコと麻雀をやっていたくらいで
趣味とよべるほどの趣味のない人でした。
ぼんやりテレビを見たり
時々、施設でお出かけするのが楽しみだったようです。
積極的な治療を断り
生きることに執着してくれない祖父に
もっと生きたいと思ってくれないかと私は思っていましたが
少し時間が経って
それは違うな、と今は思います。
私は知らないけれど
祖父はきっとベストを尽くしたんだと思う。
だからこそだったろうと思う。
ものすごい意気込みとか必要なくって
ただ、やりきったのではないかと思う。


おじいちゃん。
私はいま
好きな詩と暮らしています。
おじいちゃんに負けないくらい
自分にベストを尽くせるかな。
posted by かな at 01:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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